ダウから学ぶ 株式市場で勝つための秘訣
優れた投資家は常に学んでいます。
株式投資の礎を築いた歴史上の偉大な人物はもとより、
ときには無名ともいえる人物についてさえ知ろうとします。
なぜすでにこの世を去った過去の人々に意味を見出すのでしょうか
それはフランシス・ベーコン卿が述べた通り、「知識は力なり」
金融市場には特に当てはまります。
「どんな知識を持つか」が、
ウォール街の伝説の人物を取り上げてみましょう。例えば、
株式投資における偉人 チャールズ・ダウ氏
ダウ氏が金融史に名を残した理由は2つあります。
初の金融バイブルともいえるウォール・ストリート・ジャーナル(
また初の市場バロメーターであるダウ工業株30種平均を生み出し
このダウ氏の功績により、
ダウ氏がパートナーとともにニューヨークにダウ・
金融に関する当時の情報といえば、
そこでダウ・ジョーンズ社は、WSJの前身である「
ダウ氏が初めて平均株価を発表したのもこのカスタマーズ・
当初は鉄道12社と工業2社の計14銘柄で構成していました。
現在、
(ただし重工業はほぼ残っておらず、鉄道も姿を消しました。)
株式分割やその他の調整を加味するために価格加重されたダウ指数
株式市場をフォローしようとする際最も注目される指数です。
とはいえ、
市場全体のパフォーマンスをより正確に捉えたいのであれば、
S&P500 (NYSE: SPY) やウィルシャー5000 (NYSE: TMW) の方が
より分散され優れているといえます。
投資にとって本当に必要な情報
ダウ氏から学ぶべき重要なことは、
企業の財務情報が持つ優位性です。
投資家にとって必要不可欠なのは、
誰かの意見や噂、予測などではなく
「検証可能な事実」であると、
ブログ、特にソーシャルメディアが台頭し、
十分な知識を持たない人ともつながってしまう今日、
「検証可能な事実」を見極めるのは簡単なことではありません。
市場に打ち勝つには、投資家は十分な情報収集と、
ニュースの見出しに惑わされず最新情報を手に入れなければなりま
ある銘柄を購入しておきながら、
競合状況などを把握しようとしない人々も中にはいます。
それは合理的な投資というよりも、
どこか信仰に基づいた実践であるかのように思えてしまいます。
ダウ氏は、投資家に必要な「事実」を情報として提供するために、
日刊のビジネス紙を創刊しました。
もちろん、
ですが、
こういった情報は長期的に見れば単なる雑学の域を出ません。
市場予測よりも、企業の業績
本当に価値があるのは、企業の業績を示す個々の数字です。
ありとあらゆる投資関連情報の中から適切なものを選択し、
取り込むことが重要なのです。
例えば、経済アナリストの話に耳を傾ければ、
先の見えないインフレや賃金の上昇、
暗く悲観的な話が聞こえてくるはずです。
市場アナリストからは、短期的なトレンド、出来高の変化、
支持線と抵抗線といったトリビア的知識が聞こえてくるでしょう。
こういった情報は決してあなたに成功をもたらしません。
アナリストの予測よりも、企業のリーダーの話
一方ビジネスリーダーの話を聞けば、科学上の技術革新、
生産性の向上、新技術、市場シェア、
つまり企業のトップやCEOの話に耳を傾ける投資家は、
経済の専門家やマーケット・タイマーに耳を傾ける投資家よりも、
ずっとうまくやれるということです。
チャールズ・ダウ氏はこのことに気付いていました。
あなたは、気付いていますか?
P.S.
3つ目の選択肢はメガトレンドに関連する企業に投資することです。
一瞬で過ぎ去る流行りではなく、
2024年以降長期にわたって世界を変えていくような
8つのメガトレンドを知っておくことことが重要です。
今後数年に渡って大きな利益を得られるチャンスとなるでしょう。
P.P.S.
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