投資情報

買ってはいけない株

2021年1月のゲームストップ株騒動と呼ばれる株価暴落が起きました。

SNSに集結した無力な個人投資家たちが全米を揺るがす社会現象を巻き起こしたこの事件は

映画「ダム・マネー ウォール街を狙え!」として映画化されました。

出所:(C)2023, BBP Antisocial, LLC. All rights reserved.

※日本では2024年2月公開

ビデオゲームを販売するゲームストップ (NYSE: GME) は、売上の低迷で赤字でした。

倒産に向かっていると考えたヘッジファンドの億万長者たちは、
ゲームストップ株を大量に空売りしました。

空売りとは、将来の価格下落を見込んで借りた株を売り、後で安く買い戻して利益を得る投資手法です。

一方、ゲームストップ株が過小評価されていると信じてきたとある男
「ローリング・キティ」ことキース・ギル氏がポテンシャルの高さを布教していました。

それは次第に人々の関心を集めるようになり、
アマチュア投資家たちはネット掲示板を通じて結束。

SNSで個人投資家たちが、ゲームストップ株を熱狂的に買い占めました。

これにより、株価が急上昇し、空売りしていたヘッジファンドに大きな損失を与えることに成功したのです。

株を空売りした投資家が損失を防ぐために高値で株を買い戻さざるを得ない状況を作り出したのです。

これは、小さな投資家が大きな悪徳金融機関に勝利した」と話題になりました。

しかし、現実は、全く違います。

うぬぼれていたヘッジファンド・マネージャーらは、
まるで天罰を受けたかのように、数十億ドルの損失を被りました。

そして個人投資家らは、さらにゲームストップの株を買い続けたのです。

もちろんその後、株価は暴落。 多くの人は、
映画のタイトル「ダムマネー」の通りお金を無駄にしたでしょう。

個人投資家の「ヘッジファンドにやり返したい」という目的は一部達成されたかもしれませんが、

ヘッジファンド全体で見たらゲームストップ株の急騰により利益を得たファンドの方が多かったことが実態です。

一時的なブームに乗り遅れて損失を被った個人投資家も多く、
「個人投資家VSヘッジファンド」という構図で考えると
個人投資家の勝ちとは言い切れない結果となりました。

私はリアルタイムでこの騒動を見ていました。

この株が最大の損失をもたらしかねないと、皆さんにお伝えもしていました。

2021年1月28日、「ゲームストップの驚異的な上昇と、やがて続く崩壊」というコラムを書きました。

その日、ゲームストップの株価は483ドルの高値をつけましたがその後10ドル台に急落しました。

そして今月5月再びこのミーム株が復活したと話題になりました。

前回の事件の人気の火つけ役とされる「ローリング・キティ」ことキース・ギル氏が今月、X(旧ツイッター)に相次いで投稿したことが、ミーム株急騰の引き金となったのです。
 

出所:WSJ
 
 
しかし結果は同じです。

すでに株価は10ドル台に戻っています。
 

出所:bloomberg
 

2021年も今回の騒動にも言える2つの大きな教訓を含め、私たちが学ぶべきことがあります。

1つ目は、ストーリーではなく数字に投資するということです。

経験豊富な投資家は、
売上高、利益、利益率、業界の健全性、競合の質を見て、
企業の短期的・長期的な事業見通しを分析します。

騒動の時SNSで言われていたように、「月に行こう!」や、
「永遠に買い続けろ。決して売るな。」といった見出しにまどわされることはありません。

ただの誇大広告に過ぎないからです。

2つ目は、明らかな地雷を避ければ、
資産形成のゴールに到達することはできる
ということです。

すべての投資家と同様、私にもうまくいかなかったことはあります。

それでも、ITバブル、住宅バブル、ミーム株バブル、
大麻関連株バブル、NFTバブル、暗号通貨バブルでは、1ドルも失いませんでした。

むしろ、バブルが起こるたびに投資家たちにアドバイスをしてきました。

耳を傾けてくれた人もいます。苦い経験を経て、ようやく学んだ人もいます。

投資家として、間違いを避けて通ることはできません。

たった一度の間違いもない投資など、不可能です。

ですが、本当につまらないミスですべてが台無しになることもあります。
そんなミスを犯す必要は、まったくありません。

 

P.S.

3つ目の選択肢はメガトレンドに関連する企業に投資することです。

一瞬で過ぎ去る流行りではなく、
2024年以降長期にわたって世界を変えていくような
8つのメガトレンドを知っておくことことが重要です。

今後数年に渡って大きな利益を得られるチャンスとなるでしょう。

→メガトレンド企業を知る
 

P.P.S.

今回の記事はいかがでしたか?

あなたの資産形成に少しでもお役立ていただければ幸いです。

Oxford クラブでは、このような記事を33万人のメールマガジン会員様に毎日無料でお届けしております。

公式サイトからでも1週間にお届けする7つの記事のうち4つはお読みいただけますが、3つはメールマガジン会員様に宛てたものとなっております。

毎日2分メールをお読みになるだけで、少しずつ米国株による資産形成のコツを身に付けていただけるでしょう。

『米国Oxford クラブのNo.1ストラテジストアレックス・グリーンが教える人生を変えるたった一つの銘柄』

ちなみに…メールマガジン登録者様に『米国Oxford クラブのNo.1ストラテジストアレックス・グリーンが教える人生を変えるたった一つの銘柄』の講演ビデオもプレゼントしています。

あなたのタイミングで投資をご検討されてはいがかでしょうか?

→『米国Oxford クラブのNo.1ストラテジストアレックス・グリーンが教える人生を変えるたった一つの銘柄』

Alexander Green(アレクサンダー・グリーン)

Oxford Club チーフ・インベストメント・ストラテジスト。金融・投資関係の4冊のベストセラーの著者で、40年のキャリアがある。米国で金融・投資のニュースレターであるOxfordキャピタル・レターを20年以上執筆しており、ハルバート・ファイナンシャル・ダイジェスト社はこのニュースレターをここ10年以上もの間、最もパフォーマンスの高い投資ニュースレター・ベストテンに選出している。 アレックスの記事一覧 ≫

関連する記事

Back to top button