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昨年の株式市場は上昇。 2024年はもっと良い年になる

 
12月中旬、ダウ工業株30種平均が史上最高値を更新しました。S&P500種株価指数やナスダック総合株価指数も史上最高値付近にあります。

出所:NHK

 
この1年間、私は、投資家がこの流れに乗れるようにアドバイスしてきました。

昨年の初め、私は、2023年の株式市場が強気になると予想していました。

パンデミックは過去のものになりました。過去40年で最も高いインフレ率も、サプライチェーンの問題も、連続利上げももはや過去のものです。

私が年初に立てた予想は「市場は2023年に本格的に回復する」というものでした。(実際、S&P500種株価指数は年初来20%以上、ナスダック総合株価指数に至って40%ほども上昇しました。)

また、「特に2023年後半は上昇が期待できる」とも述べました。

そんな予測に対して、多くの読者から否定的な意見が寄せられました。

その内容はというと、“連邦準備制度理事会(FRB)が金利を引き上げることで景気後退が訪れる”という、
ありきたりの見方に基づくものが多かったのを覚えています。

景気が後退すれば、企業の売上高や利益は減少します。当然、株価も下がります。

 
そこで私は、「私が2023年に強気なその他の理由」として、
賃金の上昇、エネルギー価格の下落、世界貿易見通しの改善について詳しく触れました。

2023年の投資テーマともなった人工知能(AI)も取り上げ、「AIはいずれエネルギー問題の解決方法を探り出し、病気を治すのに役立ち、生産性を向上させる」と述べました。

私が、株式市場が安値を更新する具体的な日付(10月27日)、あるいはダウ工業株30種平均が史上最高値を更新する具体的な時期(12月半ば)を予想したでしょうか?

していません。そんなことは不可能だからです。そんな戯言で読者の皆さんの貴重な時間を無駄にするわけにはいきません。

(一年を通し暴落を予想していた人たちが同じように感じてくれればよいのですが。でも、恐怖心を煽る方が売れるのは確かです。)

FRBがいつ利上げをやめるか、私がその時期を予想したでしょうか?

もちろんしていません。FRBの政策を正確かつコンスタントに予想することなど、誰にもできません。何より、誰かの憶測に基づいてポートフォリオを運用すべきではありません。

ウォーレン・バフェット氏の有名な言葉があります。

「もし(FRB議長が)今後2年間の金融政策をそっと私に教えてくれたとしても、私がやることは一つとして変わらないだろう。」

何百万人もの投資家が、中央銀行による金利の引き上げ・据え置き・引き下げについて、他の誰かの予想に基づいた投資判断をし、ものの見事に失敗しています。
 

では、私はどのようにして読者の皆さんに株式市場の上昇に備えてもらったのでしょうか?

米国経済の底堅い成長(7 – 9月期のGDPは前年比5.2%増)、個人消費の堅調な伸び、企業の雇用増と低い失業者数、予想を上回る企業収益を、1年を通して指摘し続けたのです。

2023年を通じて、私はファクトを提示し、読者の利益に貢献できるよう最善を尽くしてきました。

私がこのような指摘をするのは、ネット上のあらゆる所に、怪しげな投資アナリストが数多く存在しているからです。彼らは、市場に勝つ方法についてあたかも正しい見識を持っているかのように振る舞います。

彼らのほとんどは、間違っているどころか、まったく見当違いのことを言っています。

2024年の新年を迎えるにあたって、こうした偽アナリストの言葉には決して耳を傾けないと誓ってください。

彼らが間違いを認め、謝罪することはありません。それどころか、彼らはむしろ「恐怖の市場予測」フェーズ2に早々と入っていくでしょう。

経済の崩壊?株式市場の暴落?危機はもうすぐそこまで来ている、と。

私たちの投資アドバイスは、いい加減な推測やただの勘ではなく、実際の投資経験に裏打ちされた投資原則に基づくものです。

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Alexander Green(アレクサンダー・グリーン)

Oxford Club チーフ・インベストメント・ストラテジスト。金融・投資関係の4冊のベストセラーの著者で、40年のキャリアがある。米国で金融・投資のニュースレターであるOxfordキャピタル・レターを20年以上執筆しており、ハルバート・ファイナンシャル・ダイジェスト社はこのニュースレターをここ10年以上もの間、最もパフォーマンスの高い投資ニュースレター・ベストテンに選出している。 アレックスの記事一覧 ≫

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