豊かなアメリカに隠された事実
今、ほとんどすべての面において、米国はかつてないほど豊かになっています。
家はかつてないほど大きくなり、生活水準はかつてないほど高くなっています。
物質的な快適さや、日常の贅沢がこれほどまでに普及したことはありません。
シカゴの調査会社スペクトレム社の調査によると、米国では主な住居を除いた純資産が100万ドルを超える世帯が過去最多の1,360万世帯に達しているようです。
しかしこれは不完全な数字です。
というのも、すべての人が豊かになったわけではないからです。
働いている米国人の4分の1以上が退職金を蓄積していません。
35%の米国人は400ドルの予期せぬ出費を捻出するのが難しいと答えていて、米連邦準備制度理事会(FRB)のデータによると、米国の半数以上の世帯で純資産がマイナスとなっています。
つまりこれは総体的な純資産がゼロか、ゼロ以下であることを意味します。
借金が資産を上回っているのです。
この状況を下のように捉える人がいるのもまた今のアメリカの実態です。
“資本主義は崩壊し、社会の仕組みがうまく回らなくなり、米国経済はほとんどの米国人にとって機能していない”
しかし、米国の家計純資産が141.6兆ドルと過去最高を記録している中で、このような考え方に固執するのは無理があります。
ただ、人によっては、自分の誤った行動をカモフラージュするため、事実を無視するのです。
借金が資産よりも多い人は、
- 十分に働いていない
- 予算をしっかり立てていない(あるいは全く立てていない)
- 身の丈に合った生活をしていない
- クレジットを賢く利用していない
- 貯蓄や投資をしていない
場合が多いでしょう。
都合の悪いことを目をつぶる人たちがすべて悪いとは言いません。
倹約、責任、遅らせることの重要性を説く親が少なすぎるし、ほとんどの公立学校では金融リテラシーに十分な時間を割いていないのも事実です。
多くの高校卒業生は、複利、クレジットカードの借金、変動金利の住宅ローン、適格退職年金制度、そしてなぜ株式市場があるのかといった基本的なことも理解していません。
自分の経済状況が、社会の不公平、資本主義の欠点、文化の問題の結果であると信じて安心している人もいます。
様々な要因を排除するつもりはありませんし、すべての人が同じ環境に生まれ、同じ遺伝的才能を持っているとは一瞬たりとも思っていません。
しかし、今の社会や文化、「仕組み」を変えることはできません。
仮に変化が訪れたとしても、何年もかかるでしょう。
純資産がマイナスの家庭には、そんな余裕はありません。
もっと早く状況を変える必要があります。
もしかするとそれは、厳しい選択になるかもしれません。
そして、実行に移すのにはかなりの苦労が必要になるでしょう。
例えば、
- 職業訓練を受ける
- クレジット・カウンセラーと会う
- 副業をする
- より高い給料の仕事に応募する
- 小さな家に引っ越す
- 2台目の車を処分する
- 支出を減らして貯蓄を増やす
などです。
もしこれらを実行できるようになると、生活の状況は一変します。
借金よりも資産が上回り、その浮いたお金を投資に回すことができます。
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