投資情報 | “放ったらかしの”投資戦略

シンプルで強力な投資戦略の提案
18年前、私は「バケーションポートフォリオ戦略」という本を書きました。
その中で、私はいくつかの大胆な主張をしました。
この戦略によって、特別な教育や投資経験がなくても、洗練された資産運用が可能になると伝えたのです。
また、経済予測やマーケットタイミング、個別銘柄の選定が一切不要であるとも主張しました。
さらに、この戦略は手数料がかからないため、ウォール街やその膨大な手数料・隠れコストを完全に回避できるともお伝えしました。
そして、この戦略によって得られるリターンは、読者の最も重要な投資目標の達成を可能にし、その年間パフォーマンスは簡単かつ独立して検証できるとも主張したのです。
加えて、このポートフォリオの管理には年間20分もかからないため、読者にとって最も貴重な資源である「時間」を最大限に活用できるとも主張しました。
この本は大ヒットし、出版された週にはAmazonで第2位にランクイン。
翌週には「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーリストにも入りました。
さらに数カ月後には、Amazonの編集者によって「年間トップ10のビジネス・投資書」の1冊にも選ばれました。
2021年には、長年の購読者であるビル・オライリーによる新たな序文を加えた改訂版を執筆しましたが、こちらも高い評価を得ました。
実績とリスク管理の強み
この戦略を一言で言うと、読者は10種類のバンガードのインデックスファンドまたはETFを使い、従来とは異なる資産配分で投資を行うというものです。
その後、投資家がするべきことは、年に数分を使ってポートフォリオをリバランスし、各ファンドの比率を元の配分に戻すだけ。
昨年、このポートフォリオは23.4%のリターンを記録しました。
一方、S&P500は17.9%だったのでかなり良い結果と言えるのではないでしょうか。
特にこれは保守的な戦略であり、ポートフォリオの30%はさまざまな債券に配分されていることを考えると、なおさらです。
もし2003年の開始時に10万ドルをこの戦略に投資していれば、昨年末には80万9,055ドルになっていた計算です。
このポートフォリオは、投資家を5つの大きなリスクから守ります。
▼5つのリスク
- 保守的すぎることで資産がインフレに追いつかず、投資目標を達成できないリスク
- 攻めすぎることで、ポートフォリオの大部分が大きな損失を被るリスク
- マーケットタイミングを狙って失敗するリスク(下落時に保有し、上昇時に乗り遅れるなど)
- 高コストでありながらベンチマークに劣る運用者を利用してしまうリスク(多くの場合、実際にそうなっています)
- 不適切な委任のリスク
この戦略は長年にわたり検証されており、しっかりと機能しています。
これまで多くの読者からフィードバックをいただいてきましたが、そのほとんどは大きく2つに分かれます。
一つは「こんなにシンプルに高度な投資ができるとは思わなかった」というものです。
もう一つは意外にも、「それでもまだ自分には複雑すぎる」という声です。
どうやら、アメリカ人の中には、将来の資産がかかっているにもかかわらず、分数の計算すら面倒だと感じる人もいるようです。(毎年のリバランスには、それが必要になります。)
そこで、そういった方々のために、今日は別の方法をご提案します。
【まとめ】さらにシンプルな「完全放置型」ポートフォリオ
私はこれを「世界で最もシンプルなポートフォリオ」と呼んでいます。
なぜなら、これはたった1つの投資だけで構成されているからです。
手数料はかかりません。
最低投資額も低く、1,000ドルから始められます。
さらに、1ドルといった少額からでも追加投資が可能です。
「バケーション投資戦略」は年1回のリバランスを推奨する「ほったらかしに近い」ポートフォリオでしたが、こちらは本当の意味での「完全放置型ポートフォリオ」です。
資金を投入し、分配金を自動的に再投資するだけです。
定期的に追加投資することもできます。(しなくても構いません。)
このポートフォリオは、完全に流動性があり、適切に資産配分され、広く分散され、定期的にリバランスされ、プロによって運用され、手数料や販売手数料は一切なく、年間の運用コストは0.1%未満です。
退職に向けた資産形成であれすでに退職後であれ、これ以上シンプルな賢い投資は想像できません。
このポートフォリオの詳細と、その投資方法についてはまた別のコラムでご紹介したいと思います。
P.S.
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