
1984年、バンド「アラバマ」は次のように歌いました。
「もしテキサスで演奏するならバンドにはフィドルが必要だ」
テキサスはいまでも素朴な音楽文化を残していますが、今日のテキサス州は、大企業の集積地として知られています。
資本が集まる場所には理由がある
石油が主要産業の一つであり、億万長者たち、そして彼らの企業が次々とこの州に集まっているのです。
さらにテキサス州には現在405のデータセンターがあり、加えて445の施設が建設中です。
いずれの数字も全米で2番目の規模となっています。
もし今日のテキサスについて歌を書くとしたら、フィドルの話ではなくビジネス環境について歌うほうがふさわしいかもしれません。
「もしデータセンターを建てるなら少しばかりの土地が必要だ」
あるいは、「少し」どころではなく、かなり広大な土地が必要かもしれません。
舞台を支える存在に注目せよ
AIブームに乗る方法は数多くあります。
現在、3,000以上のデータセンターが建設中で、すでに稼働している4,000施設に対して75%もの増加を意味します。
そこで、投資家が注目すべき分野の一つが、不動産です。
プロロジス (NYSE: PLD) は、米国およびメキシコ全土に不動産を保有する不動産投資信託(REIT)で、特にオースティン、ダラス、サンアントニオ、ヒューストンに多くの物件を所有しています。
また、データセンターの成長が著しいジョージア州やペンシルベニア州にも不動産を保有しています。
同社は倉庫や産業用施設を専門としており、5.7ギガワットの電力供給能力と、データセンター建設に利用可能な1万5,000エーカーの開発可能な土地を保有しています。
例えば、テキサス州オースティンでは、160エーカーに及ぶキャンパスを計画しており、3つのデータセンターと専用変電所を備え、最大600メガワットの処理能力を提供する予定です。
静かに進むインフラ投資
同社は先日、通期決算を発表しました。
売上高は前年比7%増の約88億ドルに達し、2025年には2億2,800万平方フィートを賃貸し、これは過去4年間で最高水準となりました。
同社の株式は約3%の配当利回りを持ち、2014年以降、毎年株主への配当を増やしてきました。
この12年間で配当は0.28ドルから1.01ドルへと増加し、年平均成長率(CAGR)は11%を超えています。

AI関連企業だと、エヌビディア (Nasdaq: NVDA) 、マイクロソフト (Nasdaq: MSFT) 、アルファベット (Nasdaq: GOOG) といった大手企業に投資することもできます。
しかし、ブーム期に私が好むのは「つるはしとシャベル」を売る企業。
つまり、どの企業が成功しても確実に利益を得られる存在です。
不動産は、AIが機能するために不可欠な“商品”です。
データセンターは必ず建設され、稼働しなければなりません。
魅力的な立地に土地を持ち、データセンターを建設できる企業は、競合よりも有利な立場に立ち、今後何年にもわたって莫大な利益を生み出す可能性があります。
プロロジスは、AIに使われる土地を「所有」するための非常に有効な手段と言えるでしょう。
【まとめ】つるはしとショベルは長期的な味方
AIブームのような急成長局面で、リスクを抑えつつ恩恵を受けられるのは、
必ず使われる基盤やインフラを提供する「ツルハシとショベル」型の分野。
これらは、技術や流行が移り変わっても、基盤となる資産やサービスへの需要は継続するため、
長期的で安定したリターンを狙えるアプローチのです。
— マーク
P.S.
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