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投資情報 | 【暗号資産投資】 暗号資産に投資をせずに 市場の恩恵を受ける方法


暗号資産投資の課題と新しい選択肢


「暗号資産取引所の口座開設」

これは、暗号資産投資へ最初の1歩を踏み出そうとしている投資家にとって、最初の関門となっているのは間違いありません。

その他にも、「暗号資産ウォレット」「ハッキングのリスク」といった、 暗号資産特有の概念やリスクが投資家の参入を阻んでいます。

しかし、暗号資産市場におけるリターンの恩恵を得るために、
新しく取引所の「口座」を開設する必要がないとしたらどうでしょう。

ウォレットを作る必要がないとしたらどうでしょう。

ハッカーに資産を奪われ、なす術もなく立ち尽くす心配がないとしたらどうでしょう。

もしそれが実現できるなら、暗号資産のメリットをすべて享受しながら、デメリットを一切抱えることのない理想的な方法になります。

もちろん完全とまでは言えませんが、それに近い手段は実在します。

暗号資産市場は、ワシントンD.C.からの最新ニュース、取引所のセキュリティ侵害、ETFの新規設定などによって乱高下を繰り返しています。

そのせいに世間一般の投資家にとって、暗号資産の保有が「心臓に悪い」ものとなっているのは容易に想像できるでしょう。

しかし、暗号資産がもたらす高揚感を得ながら、リスクを抑えられる方法があるのです。


ビットコインに勝つ戦略


ビットコインは 年初来で18%上昇 しました。

これはS&P500種株価指数を上回っています。

ただし、2025年に32%上昇 したイーサリアム (ETH) には及びません。

小型の暗号資産はさらに値動きが荒く、ビットコイン (BTC) やイーサリアム以上の乱高下を見せています。

そんな中で、今回お話ししたいのが暗号資産株。

特にNISAのような税制優遇の仕組みを利用できるのであれば、さらに特に税制優遇口座に組み入れるには、安全性が高く取引もしやすい方法です。

その代表例が、マイケル・セイラー氏が率いるマイクロストラテジ(Nasdaq: MSTR) 。

同社は「ビットコイン財務戦略」を先駆けて導入し、現在 63万2,457 BTC を保有しています。

この戦略は、自社株や社債を用いてビットコインの購入資金を調達。

自社の資産をビットコインとして保有しています。

そして、ウォール街から日経市場まで広がっており、ビットコインが下落しているときでも大きな潜在力を秘めているのです。

しかも、こうした企業のリターンは暗号資産を上回る場合もあります。

 


日本企業の台頭と驚異的リターン


「セイラー流」を取り入れた新世代の企業にとって、ビットコインの下落は絶好のチャンスです。

なぜなら、ビットコインを安く仕入れることができるからです。

ANAPホールディングス、リミックスポイント、メタプラネット、Defコンサルティングなどが積極的にBTCを買い増しています

しかも、そうした企業の株価は大きな上昇を見せてきました。

代表的な急騰銘柄:

  • ANAPホールディングス (3189) 年初来72%上昇
  • リミックスポイント (3825):年初来153%上昇
  • Defコンサルティング (4833) :年初来359%上昇(財務戦略発表後に169%以上上昇
  • メタプラネット (3350) 年初来138%以上(一時400%上昇

特にメタプラネットは日本最大のビットコイン保有企業で、約60日ごとに保有量を倍増させています。

これらの企業株に投資すれば、ウォレットやコールドストレージは不要で、ハッキングの恐怖からも解放されます。

しかも、ビットコインそのものに投資をするようなリターンを狙いながら、はるかに低コストで投資が可能になるのです。


【まとめ】暗号資産株の本質的な強み


純粋な暗号資産は投機やニュースに左右されますが、暗号資産株は上場企業ですから、実際のビジネスに裏付けられた価値があると言えます。

株価は暗号資産と同調して動くものの、収益や利益を生み出す力 によって上振れ余地が大きいのです。

暗号資産株が持つ透明性の優位性:

  • 四半期決算の開示
  • 規制当局による監督
  • 株主への説明責任

これらは現時点では、多くのブロックチェーンプロジェクトに欠けている要素と言えます

つまり、暗号資産株に対しては、株式投資と同じ視点で、長年培われた分析手法を用いることができます。

そして現在、世界で302社以上が合計368万BTC(全供給量の17.5%)を保有しています。

その総資産価値は 4,180億ドル に達しています。

暗号資産価格が上昇し、さらに多くの企業が参入すれば、その規模は今後さらに拡大していくでしょう。

もちろん、暗号資産上昇の恩恵を真に受けるのであれば、暗号資産自体に投資をするのが最善の策です。

しかし、「暗号資産株」という選択肢は、あなたの投資の幅を広げてくれるでしょう。

マシュー・カー

〜編集部〜

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Matthew Carr(マシュー・カー)

Oxford クラブ・ジャパンのチーフ・インベストメント・ストラテジスト。金融業界で20年のキャリアを持つ。 企業の中ではある一定のサイクルで株価が上下する銘柄があると言われており、マシューの専門はそのサイクルを見つけ出すこと。 彼の専門領域は石油・ガスといった伝統的な産業から、AI、5Gといった最先端テクノロジーなど多岐にわたる。 マシューの記事一覧 ≫

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