OxfordClubマガジントレンド投資投資情報

投資情報 | 静かな暗号資産革命を見逃してはいけない


新たなチャンスの到来


ビットコイン (BTC) は史上最高値を更新し、12万ドルを突破しました。

しかし、そうした派手な見出しの陰で、新たなチャンスの波が静かに到来しつつあります。

それはまだ黎明期にすぎません。

それにも関わらず、既に多くの主要銘柄が急騰し、何千万ドルもの資金がこの分野へと流入しています。

これは、機関投資家と個人投資家の双方が、暗号資産投資の「次の動き」に気づき始めている明確なサインだと言えるでしょう。


ソラナ、いよいよ本格始動


ソラナ (SOL) は単なるアルトコイン、つまりビットコイン以外のコインの一つではありません。

高速かつ低コストなブロックチェーン技術により、開発者や分散型アプリ(dApp)開発者の間で高い支持を集めており、長期的な成長が見込まれる有力なコインです。

すでに時価総額は860億ドルを超え、暗号資産の中で第6位の規模を誇っています。
そしてここからが、本格的に注目すべきポイントです。

過去1か月の間に、米国市場に上場したソラナ連動型ETF(上場投資信託)3本が、合計7,800万ドルの資金を集めました。主要なETFの運用実績は以下の通りです:

      • REX-Osprey SOL + Staking ETF (SSK): 4,100万ドル超の運用資産(AUM)を確保
      • S&P500種株価指数: :Volatility Shares社のレバレッジ型ソラナETF(SOLT): 年初来で6,900万ドルの資金流入を確保
      • ソラナETF(SOLZ): 現在2,300万ドルを運用)

     

 

もちろん、これらの数字は、ビットコインやイーサリアムETFに流入している数十億ドル規模の資金と比べればまだ小規模です。

ビットコインETFは、ローンチ以来5,000億ドル以上を集め、世界最大の資産運用会社ブラックロックの、iShares Bitcoin Trust(IBIT)だけでも70万BTC超、運用資産は760億ドルを超えています。

また、最近承認されたイーサリアムETFも、すでに約42億5,000万ドルを集め、年末には100億ドルを超えると予想されています。

こうした実績を見れば、暗号資産ETFへの投資需要が非常に旺盛であることは明らかです

特に、アルトコイン関連商品に対する関心は、今後さらに高まっていくでしょう。


ソラナETFにおける画期的な進展


SSK ETFが注目を集めている理由は、ソラナへの直接投資に加えて、ステーキング報酬を受け取れる米国初のETFである点にあります

ステーキングとは、簡単に言えば暗号資産を保有し、特定の手続きをすることでもらえる配当のようなもの。
そしてこのETFを購入すれば、ソラナを直接保有せずにこのステーキング報酬を受け取れるのです

価格上昇によるキャピタルゲインに加えて、「パッシブインカム(不労所得)」も得られるという、まさに一石二鳥の仕組みと言えるでしょう。

SSK ETFの主な特徴

        • 技術的な知識やウォレット(暗号資産を個人で保管するためのツール)の管理は一切不要
        • 規制の整った機関投資家向けプラットフォームを通じて、ソラナの利回りに簡単にアクセス可能

米国の投資家たちはこれまでDeFi(分散型金融)やセルフカストディ(自己管理)に抵抗を感じていました。

そんな彼らが、従来の証券口座を通じてソラナに投資できるようになった点も、幅広い普及の観点から極めて重要です。


次なる暗号資産ブームを見逃すな


米証券取引委員会(SEC)は、資産運用会社に対して、スポット型ソラナETFの申請を7月末までに再提出するよう要請しました

※スポット型ETF:ETFの「対象」となる資産の現物を裏付けとして市場で取引されるETF

これは、承認プロセスが加速しているという強いサインとして受け止められています。

締切は米国時間10月10日とされていますが、
業界内では「年内承認の確率は95〜99%」と予測されています。

仮に承認されれば、ソラナはビットコインとイーサリアムに続き、
米国でスポットETFを通じて投資できる数少ない暗号資産の一つとなります。

これは、機関投資家による大規模な資金流入を促す規制上の画期的な出来事となるでしょう。

実際、ビットコインおよびイーサリアムETFの登場は、それらを単なる投機的資産から、主流ポートフォリオの構成要素と押し上げました。

ソラナもまた、次なる飛躍に向けてその時を待っているように見えます。


【まとめ】絶好のタイミングを逃すな


この機会は永遠に続くわけではありません。

ビットコインやイーサリアムの初期ETF投資家たちが大きなリターンを得たように「今」だけとなるでしょう。

つまり、ソラナの転機を見極めた投資家も、同様のリターンを得られる可能性があります。

すでに「賢い資金」は動き始めています。

あなたは、この次の波に乗る準備ができていますか?

ただ一つだけ確かなのは、退屈な展開にはならないことです。

マシュー・カー

〜編集部〜

P.S.マシューのX(旧ツイッター)はもうご覧いただけましたか?

マシューのメールマガジンは週に1回の配信ですが、Xではほぼ毎日情報発信しています。

ぜひご覧ください。

マシューのXアカウントはこちら

以下のQRコードから、スマートフォンで簡単にアカウントをご覧いただけます。

 

P.S.

今回の記事はいかがでしたか?

あなたの資産形成に少しでもお役立ていただければ幸いです。

Oxford クラブでは、このような記事を33万人のメールマガジン会員様に毎日無料でお届けしております。

公式サイトからでも1週間にお届けする7つの記事のうち4つはお読みいただけますが、3つはメールマガジン会員様に宛てたものとなっております。

毎日2分メールをお読みになるだけで、少しずつ米国株による資産形成のコツを身に付けていただけるでしょう。

『米国Oxford クラブのNo.1ストラテジストアレックス・グリーンが教える人生を変えるたった一つの銘柄』

20年前にアップル、アマゾン、エヌビディアを見つけ出したアレックスが選ぶ 7つの銘柄
次のマグニフィセント・セブン

→メルマガ登録で無料プレゼント

Matthew Carr(マシュー・カー)

Oxford クラブ・ジャパンのチーフ・インベストメント・ストラテジスト。金融業界で20年のキャリアを持つ。 企業の中ではある一定のサイクルで株価が上下する銘柄があると言われており、マシューの専門はそのサイクルを見つけ出すこと。 彼の専門領域は石油・ガスといった伝統的な産業から、AI、5Gといった最先端テクノロジーなど多岐にわたる。 マシューの記事一覧 ≫

関連する記事

Back to top button