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祝 日本株が史上最高値を更新!

昨日7月4日は米国の独立記念日。

1776年にアメリカ独立宣言が公布されたことに由来する歴史ある祝日で、国全体がお休みムード一色になります。

金曜日と絡めて、4連休にする人も多数います。

本日7月5日金曜は毎月恒例の米雇用統計発表日ですが、他の月よりも、お休み感が強いです。

ちなみに、本日の雇用統計に関する事前の市場予想平均値としては、以下のとおりです。(日本時間5日10時半時点)

非農業部門雇用者数:19万人増 (前月は27万2千人増)
失業率:4.0% (前月も4.0%)
平均時給(前年比):3.9%増 (前月は4.1%増)

なお、平均時給(前年比)は金融引き締め効果によって着実に(当局の狙い通り)、減速しています。
 

出所:Oxfordクラブ

 

給与の伸びは、米国のGDPの多くを占める個人消費に影響してくるので、定点観測すると良い項目の一つとされています。

また、昨日7月4日は、日本における代表的な株価指数である東証株価指数(TOPIX)が、1989年12月の史上最高値を更新しました!

日本の株価というと日経平均で語られることも多いですが、機関投資家や年金機関等がつかっている指標(ベンチマーク)としては、TOPIXが主流です。

当時とは時代背景が異なるうえ、指数の算出方式には変更が加えられているので、89年12月時点と同じ土俵ではないとはいえ、心理的には、バブル経済の呪縛から逃れたようで、とても嬉しいです!

重くのしかかっていた蓋が取れたように、今後も堅調に伸びていくと良いですね。

(そのためには、日本企業が長期的な業績成長を遂げていく必要があります!)

なお、TOPIXですが、円安の追い風を受けて上昇している側面もありまして、

米ドル建てで見ると、米国株(S&P500種株価指数)のパフォーマンスよりも劣後しています。

(日本市場における海外投資家の比率は大きく、彼らは米ドル建てで見ることが一般的です)

次のグラフは、昨年末の数値を100とした時の、それぞれの推移(年初来:米ドル建て)です。
 

出所:Oxfordクラブ

 
同様の傾向は2021年にも見られたため、2020年末の数値を100として見ると、その差がさらに顕著になります。(上の図と同じく、米ドル建てです)

 

出所:Oxfordクラブ

 
今年、これから日本が利上げし、米国が利下げすることが想定されますので、指数の推移がどうなるのか、注目です。

これまで、米国の株式市場における主な注目点は、利下げ経済成長(ソフトランディング)に関するものでしが、今後は大統領選を巡る観測も影響を与えるようになりがちです。

政権が変わると、これまでの政策が変わることも多いことから、グローバルな視点で、政権がどうなったとしても『稼ぐ力を有している、ボーダレス優良企業への期待も高まるかもしれません。

日本では、TOPIXやS&P500など、株式指数(インデックス)連動商品への投資のみならず、個別株を活用した長期資産形成に取り組む投資家が増えていくと見ていますし、

個別株を活用した方が、リスクを低下させながら、リターンを安定的に獲得していくのに有利な状況を作れると考えています。(指数のみを使うよりも資金効率が高くなると考えています)

志村暢彦

 

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志村 暢彦

Oxford Club Japan チーフ・ストラテジスト 助言統括者。金融業界歴24年。業界経験としてはファンドマネージャーとしての期間が最も長い。2019年Oxford Clubチーフ・ストラテジストに就任。日ごろより、金融力は国力そのものであると考えおり、金融業界の心臓部や裏側で働き、政官財を含め、日本の金融の実態を見てきた経験をもとに、日本の金融リテラシー向上と、個人の理想的な資産形成の実現について、情報の収集と発信をしている。 著者の記事一覧 ≫

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