買ってはいけない株
2021年1月のゲームストップ株騒動と呼ばれる株価暴落が起き
SNSに集結した無力な個人投資家たちが全米を揺るがす社会現象
映画「ダム・マネー ウォール街を狙え!」として映画化されました。
※日本では2024年2月公開
ビデオゲームを販売するゲームストップ (NYSE: GME) は、売上の低迷で赤字でした。
倒産に向かっていると考えたヘッジファンドの億万長者たちは、
ゲームストップ株を大量に空売りしました。
空売りとは、将来の価格下落を見込んで借りた株を売り、
一方、
「ローリング・キティ」ことキース・
それは次第に人々の関心を集めるようになり、
アマチュア投資家たちはネット掲示板を通じて結束。
SNSで個人投資家たちが、
これにより、株価が急上昇し、
株を空売りした投資家が損失を防ぐために高値で株を買い戻さざる
これは、「小さな投資家が大きな悪徳金融機関に勝利した」と話題になりました。
しかし、現実は、全く違います。
うぬぼれていたヘッジファンド・マネージャーらは、
まるで天罰を受けたかのように、数十億ドルの損失を被りました。
そして個人投資家らは、
もちろんその後、株価は暴落。 多くの人は、
映画のタイトル「ダムマネー」の通りお金を無駄にしたでしょう。
個人投資家の「ヘッジファンドにやり返したい」
ヘッジファンド全体で見たらゲームストップ株の急騰により利益を
一時的なブームに乗り遅れて損失を被った個人投資家も多く、
「個人投資家VSヘッジファンド」という構図で考えると
個人投資家の勝ちとは言い切れない結果となりました。
私はリアルタイムでこの騒動を見ていました。
この株が最大の損失をもたらしかねないと、
2021年1月28日、「ゲームストップの驚異的な上昇と、
その日、
そして今月5月再びこのミーム株が復活したと話題になりました。
前回の事件の人気の火つけ役とされる「ローリング・キティ」
しかし結果は同じです。
すでに株価は10ドル台に戻っています。
2021年も今回の騒動にも言える2つの大きな教訓を含め、私たちが学ぶべきことがあります。
1つ目は、ストーリーではなく数字に投資するということです。
経験豊富な投資家は、
売上高、利益、利益率、業界の健全性、競合の質を見て、
企業の短期的・長期的な事業見通しを分析します。
騒動の時SNSで言われていたように、「月に行こう!」や、
「永遠に買い続けろ。決して売るな。」といった見出しにまどわされることはありません。
ただの誇大広告に過ぎないからです。
2つ目は、明らかな地雷を避ければ、
資産形成のゴールに到達することはできるということです。
すべての投資家と同様、私にもうまくいかなかったことはあります。
それでも、ITバブル、住宅バブル、ミーム株バブル、
大麻関連株バブル、NFTバブル、暗号通貨バブルでは、1ドルも失いませんでした。
むしろ、バブルが起こるたびに投資家たちにアドバイスをしてきました。
耳を傾けてくれた人もいます。苦い経験を経て、ようやく学んだ人もいます。
投資家として、間違いを避けて通ることはできません。
たった一度の間違いもない投資など、不可能です。
ですが、本当につまらないミスですべてが台無しになることもあります。
そんなミスを犯す必要は、まったくありません。
P.S.
3つ目の選択肢はメガトレンドに関連する企業に投資することです。
一瞬で過ぎ去る流行りではなく、
2024年以降長期にわたって世界を変えていくような
8つのメガトレンドを知っておくことことが重要です。
今後数年に渡って大きな利益を得られるチャンスとなるでしょう。
P.P.S.
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