最近、英国を訪れた際に、デイリー・テレグラフ紙を手に取りました。
＜デイリー・テレグラフ紙＞
そこからは、労働党がいかに資本家を目の敵にしているかが伺えました。
民間企業は強欲で利己的、搾取的、そしていわゆる市場の失敗の根源であると記されているのです。
残念ながら、英国人の多くは労働党を支持しています。
そして
・家賃統制
・大学の授業料の無料化
・富裕層増税
・規制強化
・積極的な再分配
を要求しています。
フィリップ・ハモンド元財務相は
このような大衆の要求は
資本主義経済モデルの「存立の危機」であると呼びました。
＜フィリップ・ハモンド元財務相＞
このような資本主義経済モデルの「存立の危機」を解決する鍵は
『フォーブス』誌の100周年記念号の中にあります。
『フォーブス』誌には、ルパート・マードック氏、オプラ・ウィンフリー氏、ポール・マッカートニー氏、アジアの大富豪李嘉誠氏など、「最も偉大なビジネスマインド100人」の短いエッセイが掲載されています。
これらの人々は、ビジネスが成功するのは貪欲さや利己主義ではなく
何百万人もの人々の夢の実現を助けるからこそ成功すると述べています。
具体的な言葉をいくつか紹介します。
ロックバンドU2のボノ氏
「企業で発揮される創造性を認めないのは愚かだ。私が出会った最も利己的な人々は、私も含めたアーティストで、私が出会った最も無私な人々は、ウォーレン・バフェット氏のようなビジネス界にいる人たちだ。」
Microsoftの創業者ビル・ゲイツ氏
「企業は何千ものアイデアを引き受けてもうまくいかないが、うまくいった一握りのアイデアは私たちの世界に革命を起こす。」
ソフトバンクの孫正義氏
「産業革命は人々の生活を一変させたが、現在の情報革命は、私たちの想像を絶する方法で人類に多大な貢献をする、世界規模の超知能を生み出しつつある。」
台湾の半導体受託生産メーカーTSMC社の創業者モリス・チャン氏
「ビジネスの成功は、高いコストを払ってでも約束を果たし顧客と信頼を築くことであり、それは誠実さと献身に尽きる。」
バークシャー・ハサウェイ社のウォーレン・バフェット氏
「顧客を満足させるだけでなく、彼らを喜ばせなさい。喜んだ顧客は、そのことを他の人に話すだろうし、また来てくれるだろう。幸せな顧客を持つ企業は、かなり良い未来が待っているはずだ。」
このような起業家やビジネスの先見者たちは、皆、資本主義・自由経済市場システムの理解者であり、実行者です。
彼らは、ビジネスがイノベーションを促進し、雇用を創出し、何十億もの税収をもたらし、私たちの生活の質を向上させ、生活水準を高めると理解しています。
株式市場は資本の民主化であり、一般の人が繁栄している企業（あるいはそのような企業のポートフォリオ全体）のほんの一部の株式を所有したり、優れたアイデアを実現するための必要な資金となったりするのです。
彼らの言葉を忘れないでください。
私たちが頼りにしている進歩と繁栄の原動力を生み出す資本主義経済モデルを他人が台無しにするのを見過ごさないでください。
P.S.
私たちの生活をより良くする企業に投資することで、世の中に貢献し、同時に裕福になることができます。
例えば、発展途上国のヘルスケアに取り組み成長を期待できる企業が
資本主義市場で次にイノベーションを起こす可能性を秘めた企業はこちら
P.P.S
今回の記事はいかがでしたか？
あなたの資産形成に少しでもお役立ていただければ幸いです。
Oxford クラブでは、このような記事を33万人のメールマガジン会員様に毎日無料でお届けしております。
公式サイトからでも1週間にお届けする7つの記事のうち4つはお読みいただけますが、3つはメールマガジン会員様に宛てたものとなっております。
毎日2分メールをお読みになるだけで、少しずつ米国株による資産形成のコツを身に付けていただけるでしょう。
ちなみに…メールマガジン登録者様にはもれなく『永久に持っておきたい6つの米国株レポート』も無料プレゼントしています。
株式投資というと、「いつ買うか？」というタイミングが大事というイメージが一般的…ですがこの6つは「いつ買ってもいい」銘柄です。
しかも「いつ売るか？」に頭を悩ませることも不要…「持っておく」だけで資産が積み上がることが狙える6つの銘柄を6,200株以上の中から厳選しました。（それが「永久」の由来です）
メールマガジンをお読みになって米国株のコツがつかめてきた頃、投資をする余裕が出てきた頃などなど…
あなたのタイミングで投資をご検討されてはいがかでしょうか？
投資リスクの低いものをお選びしているので米国株投資の初心者にもオススメです。
