配当でリッチになる方法
ここ1年数ヶ月、世界中の投資家にとって不安定な時期でした。
大型株、小型株、成長株、バリュー株など、ほとんどすべての銘柄が下落したからです。
そんな中、配当銘柄は他の銘柄よりもよく持ちこたえています。
ただ、これは何も新しいことではありません。
数週間前、Kiplinger誌は過去30年間で最も成績の良かった銘柄のリストを発表しました。
出所:Kiplinger
その中には、
- コカ・コーラ (NYSE: KO)
- アルトリア (NYSE: MO)
- ユナイテッドヘルス・グループ (NYSE: UNH)
- マスターカード (NYSE: MA)
- ビザ (NYSE: V)
- ホーム・デポ (NYSE: HD)
- JPモルガン・チェース・アンド・カンパニー (NYSE: JPM)
- エクソンモービル (NYSE: XOM)
- プロクター・アンド・ギャンブル (NYSE: PG)
- ジョンソン・エンド・ジョンソン (NYSE: JNJ)
- ウォルマート (NYSE: WMT)
などの安定した配当銘柄が含まれていました。
しかし、株式市場に関して言えば、ほとんどの投資家は利益よりもトレンドに注目します。
多くの投資家には、最先端技術を持つ企業、新薬候補がある企業、新しい金鉱を発見した企業などが魅力的に映るでしょう。
一方、安定した売上高、配当利回りの高い優良銘柄の話をすると、退屈な顔をするのが目に見えている。
多くの投資家が信じていることとは反対に、ビジネスの成功の鍵は、画期的なイノベーションではありません。
事実、有名な実業家であり鉄鋼王であったアンドリュー・カーネギー氏は、「パイオニアは金にならない」と簡潔に言い表しました。
まだ新しい会社で、いい気になってすべての利益を保持して、株主に還元しないような会社は、長期的な投資先として最適であるとは考えにくいですよね。
新規事業の80%は最初の5年間で失敗するというのは、広く知られている事実です。
長期的に投資家に利益をもたらすのは、激しい変動を伴う超成長株ではなく、定期的に配当を支払う堅実な企業なのです。
私の友人であり同僚でもあるマーク・リクテンフェルドは、このことをよく理解しています。
マークは金融市場のベテランであり、Oxfordクラブのチーフ・インカム・ストラテジストを長年にわたって務めています。
また、ウォール・ストリート・ジャーナル、バロンズ、U.S. News & World Reportなどにコメントを寄せたりもしています。
マークの著書「『年100回配当』投資術」では、投資家たちに優れた配当への投資方法と理由を説明しています。
出所:Amazon
2つのことをあなたにお伝えしておきましょう。
1つ目に、これほど価値そして知識のある、信頼できる投資ガイドを見つけることはできません。
そして2つ目は、この投資法は本当に効果があるのです。
マークは、Oxfordクラブの短期インカム・ポートフォリオ (10-11戦略)、複利成長インカム・ポートフォリオ (10-12戦略)、高配当重点ポートフォリオを運用しています。
短期の配当収入を目指すポートフォリオと配当が増え続けている銘柄に投資して、そこから得られる配当を再投資するポートフォリオの両方で、とても成功しています。
実際、最近のリターンを見たとき、「すごいね、マーク。どうやってやったの?」と聞いてしまい、私はマークのおかげで配当株の信者になりました。
そして投資セミナーで、参加者に
「成長を求めるなら配当銘柄に投資しなさい。配当収入を求めるなら配当銘柄に投資しなさい。安全性を求めるなら配当銘柄に投資しなさい。」
と繰り返しています。
歴史的に見ても,配当を出す株式は、他の株式よりもリスクが低く、収益性が高いことが明らかになっています。
ペンシルベニア大学ウォートン・スクールのジェレミー・シーゲル教授は、過去200年間の株式、債券、現金、貴金属などさまざまな資産クラスのパフォーマンスを徹底的に調査しました。
その結果、高配当銘柄は、長い間、市場のパフォーマンスを大きく上回ってきたのです。
現在、経済や株式市場に対して非常に多くの恐怖や不安があります。
投資家は、自分のお金をどうしたらいいのかと、混乱し、不安になっています。
解決策はマークが教えてくれます。
市場が下落したときでも、配当銘柄は無配当銘柄よりも持ちこたえ、しばしば大局的なトレンドに対抗して価値を高めることを実証しています。
理由は明白で、配当を出す企業は、安定した見通しと豊富なキャッシュ、そして長期的な持続力を持つ、成熟した収益性の高い企業であることが多いからです。
マークが毎月おすすめの配当株を紹介しているニュースレター 「Oxfordインカム・レター」では、こうした罠を回避し、勝ち組になる可能性のある企業を見極める方法を紹介しています。
また、キャッシュフローと配当の安全性を示す指標の一つである配当性向、そして配当が持続可能かどうかを見極める方法もお伝えしています。
ここでの見返りは少なくありません。
マークは、今日の配当株は歴史的な好機であると力説しています。
米国企業はキャッシュが豊富なだけでなく、配当は利益の3分の1以下と歴史的な低水準にあるのです。
もちろん、配当だけでは魅力的なリターンは得られません。
しかし、配当は時間とともに上昇し、再投資することで驚くべきことが起こります。
雪だるまが坂道を転がり落ちていく様子を思い浮かべてください。
アルベルト・アインシュタインはこのことを理解していました。
彼は「お金の複利は宇宙で最も強力な力である」と述べています。
お金を複利で増やすのに最適な方法、それは安定した高配当を支払う優良企業に投資するのです。
「『年100回配当』投資術」は、どこでそのような銘柄を見つけることができるかを教えてくれます。
特にこの不安定な時代には、真剣に投資するすべての人にとって必読の書だと思います。
p.s.
今年創刊10周年を迎える、マークの執筆する配当投資の月刊ニュースレター
Oxfordインカム・レターはこちら
ただ、もしあなたが、配当株だけでなく、
「株価10倍・20倍が期待できる、成長株にも投資したい!」という方なら、
私が今、一番おすすめするイノベーション株を見てみてください。
詳しい銘柄情報は、こちらの動画でご紹介しています。
P.P.S
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