アマチュア投資家の投資成績は?
あなたはご存知ですか?
プロのファンド・マネージャーが運用する投資信託のリターンが、
S&P500種株価指数などのベンチマーク(基準とする指標)のリターンに及ばないことを。
金融サービス企業のS&Pグローバルのレポートによれば、
5年間で見ると、84%の投資信託がベンチマークのリターンを下回っていました。
10年間では90%、20年間では95%の投資信託がベンチマークのリターンを下回っていたのです。
つまり、プロが運用する投資信託でも、
20年間で、ベンチマークに勝つ確率は5%ほどしかないのです。
この事実は、投資信託を保有している個人投資家にはかなり気が重くなる話ですよね。
でも実は、投資信託を保有している個人投資家のリターンは
投資信託のリターンをさらに下回っているのです!
ダルバー社(マサチューセッツ州の金融調査会社)が
米国の投資信託を保有する個人投資家のリターンを測定しました。
その結果、個人投資家は、強気相場でも弱気相場でも常に株式市場を下回るリターンしかあげられないことが分かりました。
例えば、2018年の弱気相場におけるS&P500種株価指数のリターンは、マイナス4.38%だったのに対し、個人投資家の平均リターンはマイナス9.42%でした。
2021年の強気相場におけるS&P500種株価指数のリターンは、28.71%と素晴らしいものでしたが、一方で、個人投資家の平均リターンはわずか18.39%でした。
これは、偶然ではなく、常に個人投資家のリターンは最低なのです。
それには2つの理由があります。
1つは、個人投資家が投資信託を売買してしまうことです。
余計な売買をしなければ、投資信託のリターンからそれほど大きくズレるはずはないのですが、一時の感情に振り回されて売買を繰り返すことで、リターンが低下します。
もう一つの理由は、投資信託では各種手数料を支払う必要があります。
最近では手数料の安い投資信託もありますが、高額な信託報酬を取るところもありますし
何度も売買を繰り返していたら購入時手数料が積み上がっていってしまいます。
このため、個人投資家がプロが運用する投資信託に投資しても
株式市場を上回るリターンを得ることが難しくなります。
そんな個人投資家にお勧めなのが、手数料の安い、複数のインデックス型の投資信託に分散投資することです。
インデックス型の投資信託は、S&P500 種株価指数などのベンチマークに連動するように設計された投資信託です。
このため、プロが運用する投資信託よりも高いリターンが期待でき
プロが運用するわけではないので手数料も低く抑えられます。
そのようなインデックス型投資信託を複数組み合わせることによって
互いの弱点を補いつつ、安定したリターンを狙うことができます。
実際、私が推奨しているインデックス型投資信託の組み合わせは
2022年の下落相場においても
S&P500 種株価指数のリターンを3%上回ることができました。
私の推奨したインデックス型投資信託の組み合わせはコチラ↓
(※詳細はOxfordキャピタル・レターに記載)
しかも、このインデックス型投資信託の組み合わせは
一度、設定したら、後は
年に1回、15分くらいかけて微調整をするだけです。
個別の株式に投資したり
プロが運用する投資信託を購入するのも良いですが、
『インデックス型投資信託を組み合わせる』投資も
選択肢に加えてみてはいかがでしょうか?
アレックス
P.S.
私が推奨しているインデックスファンドは、
Oxfordキャピタル・レターの
“Oxford バケーション・ポートフォリオ”で紹介しています。
↓
P.P.S
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