暗号資産はどのくらい投資すれば良い?
あなたは、心理学の「確証バイアス」という言葉を知っていますか?
自分の考えを
“正しい”と後押ししてくれる情報には、耳を傾ける一方、
自分の考えが、
“否定”されるような情報は、見ないように・聞かないようにしてしまうことです。
つまり、私たちは皆、自分の考えを”正しい”と言ってくれる作家の本や記事を読む傾向があります。
しかし、情報源が狭ければ狭いほど、私たちは間違えやすくなります。
これは、人生のあらゆる場面において危険なことです。
投資の分野では「特に」…
というのも、自分の大切なお金を投資に使うと、
投資先が「正しい選択だった」と
“肯定される情報”には耳を傾け、
”否定される情報”には耳を塞ぎがちになってしまうのです。
そのような「確証バイアス」を持つ私たちは、どのように投資をしていけばいいのでしょうか。
私は、資金を以下のように分配することが重要だと考えています。
①元本の安全のために
②将来の値上がり益のために(※)
③収入増加のために
※値上がり益が狙える「成長株」の中でも、私が厳選した銘柄は、
Oxford キャピタル・レターで紹介しています。
そして、平均以上のリスクと引き換えに平均以上のリターンを秘めた投資、つまり投機には少額を充てておくべきでしょう。
もちろん、私が言っている投機はいわゆる過度なハイリターンをあらわすものではありません。
投機の中には、それよりもずっと賢く、低いリスクのものもあるのです。
中には「投資」どころか「投機」とも呼べないような、完全におかしなものも潜んでいます。それらが単なるギャンブルであるのは単純明快です。
ビットコインをはじめとする暗号資産は、このカテゴリーに属すると私は考えています。
あなたは、私が何年も前から暗号市場は巨大な金融バブル、それもおそらく現代で最も大きなバブルであると警告していることをご存じでしょう。
私は、デジタル通貨について的確な意見を言えるほどには理解していないと感じていました。
しかし、バブルが膨れ上がり、世界中の投資家がその波に飲み込まれ始めると、私はメルマガの中でデジタル通貨に対し、懐疑的な意見を述べるようになりました。
読者から「暗号資産はいくら持っておけば良いのか」と聞かれたとき、私の答えはいつも同じで、「ラスベガスで週末に負けても問題がないくらい」でした。
暗号資産への投資に対して、慎重な見方をしている私は、投資カンファレンスで暗号資産の強気派との討論に招かれるようになりました。
討論相手や聴衆に、私の現状を率直に話していました。
「私自身、暗号資産についてまだ勉強中であり、特に次の2つの疑問に関して、真剣に考えています」と。
- 暗号資産は投機を除いて、将来ではなく、今現在、何に役立つのか?
- 暗号資産にはキャッシュフローや利回り、目に見える価値がないため、市場価格が割安か割高かをどのように判断するのか?
驚いたことに、暗号資産の“専門家”は、ビットコインが高騰することを約束した人も含め、誰一人としてこれらの基本的な質問に答えようとはしませんでした。
私が何度も耳にしたのは、次のような話でした。
“何世紀もの間、政府は法定通貨を独占してきた。特に紙幣の時代には、それをひどく誤魔化した。一方、暗号資産は政府の手を離れた民間通貨であり、硬直化した銀行システムを回避して、取引をより迅速、簡単、低コストにするものだ。”
私の質問にはどちらも答えていないどころか、この基本的な説明さえ間違っています。
確かに、歴史上、世界中の政府が財政支出を過剰に行い、その結果、通貨がインフレで荒廃してきたのは事実です。
しかし、それは眠ったままの現金を出して、株式や債券のような生産的な投資に回す良い理由なのです。
ビットコインやイーサリアム、その他数千のデジタル通貨に飛びつくのは良い理由にはなりません。
通貨の役割は、売買、貸借、投資などを容易にすることです。
ビットコインやその競合他社は、これらのことを一切行っていません。
取引をスピードアップすることもなく、逆に遅くします。取引のコストを下げないどころか、逆によりコストが高くなるのです。
実際、私は投資セミナーで、聴衆のうち何人がビットコインに投資したことがあるかという質問をよくするのですが、通常3分の2から4分の3の手が挙がります。
ビットコインを売買、貸借、投資に使ったことがある人は何人かと尋ねると、その場にいるすべての手が下がります。
恐喝者やその他の犯罪グループを除けば、14年前のデジタル通貨を投機以外の目的に使っている人は、ほぼ皆無です。
これは不思議なことだと思いませんか?
ビットコインやその他の暗号通貨はまだまだ下落すると私が考えているのは、このような理由からです。
もしかしたら私は間違っているかもしれません。
もちろん、上昇の可能性は常にあります。
そこで次回のメルマガでは、
- 暗号化現象について
- 私が暗号資産投資はやるだけ無駄だと考える理由について
をより詳細に見ていきたいと思います。
アレックス
P.S.
私がおすすめする投資先は、将来の成長が期待できる
“未来のGAFAM”
つまり、小型株投資です。
Oxford キャピタル・レターでは、
将来的に10倍以上の成長が期待できる銘柄を紹介しています。
今の間に仕込んで、
将来の利益を逃さないようにしてください。
↓
P.P.S
今回の記事はいかがでしたか?
あなたの資産形成に少しでもお役立ていただければ幸いです。
Oxford クラブでは、このような記事を33万人のメールマガジン会員様に毎日無料でお届けしております。
公式サイトからでも1週間にお届けする7つの記事のうち4つはお読みいただけますが、3つはメールマガジン会員様に宛てたものとなっております。
毎日2分メールをお読みになるだけで、少しずつ米国株による資産形成のコツを身に付けていただけるでしょう。
ちなみに…メールマガジン登録者様にはもれなく『永久に持っておきたい6つの米国株レポート』も無料プレゼントしています。
株式投資というと、「いつ買うか?」というタイミングが大事というイメージが一般的…ですがこの6つは「いつ買ってもいい」銘柄です。
しかも「いつ売るか?」に頭を悩ませることも不要…「持っておく」だけで資産が積み上がることが狙える6つの銘柄を6,200株以上の中から厳選しました。(それが「永久」の由来です)
メールマガジンをお読みになって米国株のコツがつかめてきた頃、投資をする余裕が出てきた頃などなど…
あなたのタイミングで投資をご検討されてはいがかでしょうか?
投資リスクの低いものをお選びしているので米国株投資の初心者にもオススメです。