米国配当株投資

市場で最も安全な5%利回り企業:パンデミックで大きな影響を受けた業界の奇跡の企業

所要時間: 4分.

この記事のポイント

  1. 最も安全で、堅実な利回りを確保できる銘柄を見つけた!

  2. 9年間増配している154年の歴史ある会社の正体

  3. 配当の安全性を示す驚くべき数値とは


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新型コロナウイルス感染者数が再び増加してくると、人々は安全への関心が高まります。それは身体上の安全だけではなく、経済上の安全も同様です。再び経済が停滞するようなことがあれば、多くの企業に多大な影響があります。それは配当投資家が心配していることです。

株価が一時的に下落します。減配されることであなたの収入が下がることもあります。それはあなたの予算や支出そして生活様式に影響を与えます。

なので、私は市場において最も安全で、堅実な利回りを確保できる銘柄を探しました。

私が見つけたのはハンティントン・バンクシェアーズ(Nasdaq: HBAN)です。ハンティントン・バンクシェアーズは、オハイオ州コロンバスに本拠を置くハンティントンバンクの持ち株会社です。 154年の歴史があるこの銀行の資産は1200億ドルで、中西部の7つの州に800の支店があります。

現在、1株あたり0.15ドルの四半期配当を支払っており、これは5%利回りになります。

この銀行は2011年以来、増配しています。

純金利収益が増加

銀行にとって非常に困難な環境にもかかわらず、ハンティントン・バンクシェアーズの純金利収入(NII)が増加しました。これは、銀行の貸出金利収入から預金者への金利支払いと費用を差し引いた金額です。

NIIは銀行の配当支払い能力を見る上で参考になります。

金利は低いままであり、銀行は収入を得るのが難しくなっています。パンデミックの影響で経済は芳しくありません。

それにもかかわらず、ハンティントン・バンクシェアーズのNIIは2020年に増加することが期待されています。

つまり、同社は安定した配当支払い実績と増加するNIIを持っています。両方とも重要です。ですが、同社の配当が安全だと信じる理由は別にあります。

それは、ハンティントン・バンクシェアーズの配当性向が非常に小さいということです。

会社の配当性向は、収入、キャッシュフロー、NIIや他の配当を支払うための指標に占める配当の割合です。

一般的に、75%以下の配当性向が理想的です。でも、パンデミックの間は、その閾値を50%に下げて安全性を高めています。

会社の配当性向が50%以下なら、経済や業績が悪くても問題なく配当を支払うことができます。

ハンティントン・バンクシェアーズの配当性向は21%と途方もなく低い値です。

これなら、将来的に増配する余地が十分にあります。経済や業績が悪くなっても、配当を維持するために十分なNIIがあります。

最近、安全で高利回りの会社を見つけるのは簡単ではありません。ハンティントン・バンクシェアーズは最も安全なものの一つです。

配当安全性レーティング:A

あなたの投資がうまくいくことを願って
マーク


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Marc Lichtenfeld(マーク・リクテンフェルド)

Oxford Club チーフ・インカム・ストラテジスト。ウォール・ストリートを含め25年の経験のある配当投資の専門家。「Get Rich with Dividends(邦題:日本人の知らない秘密の収入源 年100回配当投資術)」著者。2013年に配当投資の専門誌Oxfordインカム・レターを創刊し、世界中に読者を持ち有料購読者は8万人を超える。FOX、CNBC、Forbesなどの有名メディアはもちろん、BloombergやBarrons、The Wall Street Journalといった権威ある金融専門メディアにも多数出演。 マークの記事一覧 ≫

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