なぜ、米国株は日本株よりも3000万円貯めるのに適しているのか?
所要時間: 8分.
この記事のポイント
- 米国株全ての銘柄を毎年年初に買い、年末に売却するシミュレーションの結果、資産が増える
- 日経平均株価と米国株「S&P500」という指数を比較すると、米国株の方が上昇している
- 長期スパンで見ると、米国株は直線的に上昇、日本株は凸凹を繰り返しながら上昇
なぜ、米国株は日本株よりも3000万円を貯めるのに適しているのでしょうか?その理由は、単純明快です。米国株の方が日本株よりも上りやすく、ある面ではリスクが小さいからです。
米国株全銘柄を売買したら、10年後どうなる?
例えば、下記のグラフを見てください。
このグラフは、「米国株全ての銘柄を、毎年年初に買い、年末に売却する」ことで、資産がどのように変化するかを現したものです。独自の分析システムを使って「2010~2019年の期間」で計算したところ、キレイに資産が増えることが分かりました。そして、この他にも、このような分析結果がでました。
- 勝率:60.16%
- PF(プロフィットファクター):2.399
勝率が50%を超えているということは、10回商した場合、6勝する可能性が高いということでしょう。また、「PF(プロフィットファクター):2.399」が2を超えるいるということは、売買で受けた損失の2倍の利益を得ている結果を示します。これらを見る限りでも、順調に株価が上昇していることがわかるでしょう。
10年間でたった3年しか負けがない…
そして、このような分析結果も出ています。これは、2010~2019年の結果です。
これを見てもお分かりの通り、2011年、2015年、2018年は勝率が50%を下回っているので、資産が減った年です。そして、他の年は勝率が高く顕著に利益を上げその結果、やはり米国株は上がりやすい傾向があると考えられるでしょう。
日本株と比較すると?
そして、下のグラフは日経平均株価と米国株の動向を現す「S&P500」という指数です。よく耳にする「NYダウ指数」は30銘柄を対象に構成されているのに対し、この指数は500銘柄を対象にしています。そこで、とり正確な動向を知るために、この日経平均株価(赤)と、S&P500(青)を比較したのが、このグラフです。
このグラフを見ても分かる通り、日本株(赤)よりもS&P500(青)の方が上昇していることが分かります。ただし、ここで注意したいのは、米国株は単純に上昇しているだけではないということでしょう。このグラフに補助線を入れるとよく分かります。
ちなみに、日本株にも補助線を入れるとこのようになります。
このように、米国株はどちらかというと直線的に上昇しています。しかし、日本株は、凸凹を繰り返しながら上昇しています。このように、米国株は、日本株に比べて上昇しやすいことが分かるでしょう。だからこそ、日本株よりも米国株の方が3000万円を貯めるのに適していると言えるのでしょう。
いかがでしたか?
少しでもこのアメリカの強い株が「いいな」と思ったら1株からでもいいので買ってみてください。(アメリカの株は日本と違って1株から買うことができます。)
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