バフェット氏がした妻へのアドバイス：株式投資の中でもシンプルで、導入しやすい投資方法

今回は、株式投資の中でもシンプルで、導入しやすい投資方法をご紹介します。投資というと、企業の「財務情報や決算に精通していなければならない」など、いかにも玄人しかできないような印象があるかもしれません。

しかし、ここでご紹介する米国株のインデックス投資ならば、毎月決まった額だけ買い付けていけば良いというシンプルな方法です。証券口座さえあれば、銘柄選択に迷うこともないので、導入しやすいでしょう。

日々の株価の動きに一喜一憂しない

この方法であれば、株式投資でありがちな「株価の動きを予測する」という、まるでギャンブルのようなことや、日々のニュースで発表されるような経済指標に注目する必要は、ほとんどないでしょう。また、予測不能とも言える暴落が起きても、頭を悩ませるようなことはほとんどないでしょう。

なぜなら…この方法は、10年後…20年後…30年後…どうなのか？という部分が重要で、日々の株価の動きは、あまり関係がないからです。株式投資というと、日々の株価の動きに一喜一憂するようなイメージがあるかもしれませんが、そのようなイメージとは全く違うのが、この方法です。

日本株では難しいことが…

そして、投資スキルの有無にあまり左右されないので「導入しやすい」うえ、利益を上げる可能性が高いというのが魅力的な部分でしょう。ただし、ここで注意しなければならないのが、これは「日本株ではない」ということです。

株式に限らず、国内への投資をする金融商品は、日本国債のように利回りが低いものが多いのが現実です。 ですが、これが「米国株」となると話が一変します。下のグラフをご覧ください。

米国株は、このグラフが証明する通り過去100年以上にわたり上昇を続けてきた歴史があります。過去の200年の利回りは6%台後半、直近のリーマンショック後は10%超です。10%超の利回りというと、5年で元の資産額が1.5倍に増加することを意味します。そのシミュレーション結果が下記です。

定期預金や銀行の利息などから考えると、大変大きな増加でしょう。実際に「S&P500連動のETF」は分配金を再投資したと仮定すると、この10年でおよそ４倍のリターンがあると考えられます。そして、この「S&P500連動のETF」ですが、もう一つ重要なことがあります。

バフェット氏がした妻へのアドバイス

それが、世界の長者番付で唯一投資家としてトップテンにランクインするウォーレン・バフェット氏がした妻へのアドバイスです。もし、自分に何かあった場合は、このような比率で資産運用するように伝えています。

• S&P500：90%
• 米国短期債：10%

株式の比率が高く、しかもそれが「S&P500」に絞られていることに気がつくでしょう。つまり、それだけ、バフェット氏も米国株の長期に渡る成長性に確信を持っているということでしょう。実際、バフェット氏に限らず、他にもS&P500を推奨する著名投資家は多いです。まさにこれは、米国企業のイノベーションの多さ、時価総額順位の入れ替わり、産業構造の変化の多彩さが魅力的という背景があるからでしょう。

そして、これこそが「株式投資の中でもシンプルで、導入しやすい投資方法」です。「S&P500連動のETF」に投資することで、バフェット氏がすすめる方法が実践できます。自分にもしものことがあった場合、運用のプロではない妻が運用する場合、90％の比率ですすめているのが「S&P500」です。個別銘柄ではなく、この「S&P500」というところがポイントでしょう。だからこそ、このS&P500に連動するETFは、手堅く資産を増やしていくのに適した選択肢の一つとして考えられるでしょう。

いかがでしたか？
少しでもこのアメリカの強い株が「いいな」と思ったら1株からでもいいので買ってみてください。（アメリカの株は日本と違って1株から買うことができます。）

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