老後資金

お金が「貯まらない人」の悪習慣:支出を削るのは正解?

所要時間: 6分.

この記事のポイント

  1. あなたと同年代にどれくらいの貯蓄があるかを知ることができる

  2. 家計簿をつけ、支出を削ることが答えではない

    そしてそれでは、収入は変わらない

  3. 新しい収入源とは…米国株から配当金収入を得ること

    日本株では難しい


「同年代はどれくらい貯蓄があるのだろう?」

これは誰もが一度は思う疑問でしょう。「うちは教育費がかかって、なかなか貯まらなくて…」「うちなんか、ほとんど貯金がないから…」という言葉は友人とよく出てくるかもしれません。でも、あなたの心の中では「本当にそうなの?ないってどれくらい?」と疑問に思うでしょう。

30代・40代の「23.1%」が貯蓄ゼロ…の悲劇

実は、この貯蓄額ですが、同年代がどれくらい貯蓄しているかを調べる方法があります。それが、 SMBCコンシューマーファイナンス株式会社が実施している 「30代・40代の金銭感覚についての意識調査」や、 金融広報中央委員会の「家計の金融行動に関する世論調査(2018年 )」の調査結果です。

これらの調査結果を見ると、あなたと同年代にどれくらいの貯蓄があるかを知ることができます。すると、驚きの結果が…なんと【30代・40代の「23.1%」が貯蓄ゼロ】と、SMBCコンシューマーファイナンス株式会社の調査結果にはありました。しかも、2017年は、17.1%でしたので、その割合が6%増加しています。

このように、「同年代はどれくらい貯蓄があるのだろう?」の答えが、ここにあります。そして、そもそもなぜ貯蓄が必要かと言えば、それは将来のライフイベントに備えたり、仕事の引退後に備えたり、将来に備えてのことでしょう。

では、この貯蓄ですが、どのようにすれば増えるのでしょうか?周囲を見たり、インターネットなどで情報を見ると、お金の「貯まる人」と「貯まらない人」がいることが分かります。いった、この差はなぜ生まれるのでしょうか?

警告!!収入を増やす前に家計簿をつけてはいけません…

今は、家計を見直し、家計を改善するアドバイザーとして、ファイナンシャル・プランナー(FP)がいます。そして、そのような人たちが「貯蓄」と聞いてまず、アドバイスするのが…

「家計簿をつける」

です。まさに、それはコンサルティングの常套手段でしょう。現状を把握し、目標(理想)と現状のギャップを見出し、そのギャップを埋めるために、どこを改善すれば良いかをアドバイスする…それが、彼らの方法でしょう。

彼らの短絡的なアドバイス

彼らが言うのは「家計簿をつければ、無駄な支出が分かり支出を削減することができる。」という話です。そして、「支出を抑えることで、残金が増え、貯蓄ができる」、それが彼らの「お金を貯める」解決策でしょう。

でも…ここで考えていただきたいのは「これって、人生を豊かにしているの?」という点です。たしかに、無駄な支出はあるかもしれません。でも、その中には、一見無駄に見えるが、あなたにとって「人生を豊かにするもの」も含まれるでしょう。

例えば、彼らのアドバイスで、今所有しているクルマを手放し、カーシェアに変えるとします。一見、これは良いことに見えるかもしれません。ですが、実際はどうでしょうか?お金の面では確かによくなりますが、その分移動手段が限られ、レジャーに行くことが少なくなるかもしれません。家族が、自分の家のクルマでないなら、わざわざ出かけなくても良いのでは?といい、出かけることが少なくなるかもしれません。

支出を抑えることは楽しい人生?

他にも、「趣味の支出を抑える」ことがあるかもしれません。一見、趣味は無駄な支出に見えるかもしれませんが、あなたが働くエネルギーを蓄える重要な意味をなしているかもしれません。もし、そうであれば、毎日、仕事…仕事…仕事…の連続になり、息抜きがなくなります。

外食もそうです。これも無駄だからを抑えたら、家族の誰かが作ることになり負担になるかもしれません。外食の良いところは、食べること以外に、家族の中で、料理を作ったり、洗い物をしたりしないで済むところもあるでしょう。

無駄を省いても収入は変わらない…

このように、実は「支出を削る」ことで、お金は貯まるかもしれませんが、あなたの内面からは豊かさがどんどん消える可能性があるのです。しかも、忘れてはならないのが「収入は変わらない」という現実です。だから、どれだけ無駄を省いても「今の収入と支出の差額しか貯蓄できない」のが現実なのです。

実は、ここがお金が「貯まらない人」の悪い習慣といえる部分です…お金を貯めるには、いわゆる「節約」以外に、もう一つ見落としがちな方法があります。それが「収入を増やす」ということです。

収入を増やすと聞くと「もっと働かなければ…いけないのか」「これ以上給料を増やすにはどうすれば良いんだ…」「働き方改革で残業ができないのにどうすれば良いのだ…」と心配事しかでないかもしれません。

でも、そんなあなたに朗報です。

でも、そんなあなたに朗報です…その心配事は、全て「今所属している会社の給与を上げようとするから」生じることでしょう。もし、全く違うところから、あなたの月収や年収と同じくらいの収入を得ることができたらどうでしょうか?

そんなことを言うと、「副業するの?」と思うかもしれません。いえ、この収入源は副業ではありません…もちろん、ギャンブルでもなければ、宝くじでもありません…配偶者やお子さんが働くということでもありません…その新しい収入源とは…「配当金収入」です。配当金とは、株主が企業から利益の一部を還元してもらう制度です。つまり、この配当金収入が、あなたの収入源になるのです。

ただし、日本企業の配当金は、約2%程度で、年に多くても2回しか出ません。だから、収入源と言えるほどではありません。ですが、米国株はいかがでしょうか?下の表を見てください。

4%以上の配当貴族銘柄があったり、10%以上の配当を出す企業もあります。しかも、年に4回も…つまり、米国株に投資をして、その配当金を受取れば、あなたは、今働いて得ている収入以外に、新しい収入源を得ることができます。

でも、難しいんじゃないの?

「でも、難しいんじゃないの?」とあなたは思うかもしれません。でも、実はこの米国株投資は簡単です。米国株は上昇傾向があるので、リーマン・ショックのような暴落があっても、数年待てば再び株価は戻ったり上昇したりします。だから、投資した分が目減りする可能性は少ないでしょう。

そして何よりも…配当金収入があります。配当金が出たら、その配当金でさらに株を買い株数を増やしていきます。配当金は株数に応じて支払われるので、株数が増えるほど、あなたの配当金収入は増えるでしょう。しかも、元本をいじることなく。

だから、米国株は、日本株のように細かく分析したり、「何株をいつ買って、いつ売るか?」などを綿密に考えなくて良いのです。米国株は、一度買ったら「配当金を得て」、その配当金を再投資するだけです。それを繰り返すだけで、あなたは収入を増やすことができるでしょう。

お金が「貯まらない人」の悪習慣

収入が増えるということは、今の支出のままでも貯蓄することができます。ファイナンシャル・プランナー(FP)がアドバイスするように、家計の無駄を探し、我慢することなく、貯蓄することができるでしょう。しかも、この配当金は、株を全て売らない限り、入り続けます。だから、あなたの貯蓄が、新しい収入を生み出すことになると言っても良いでしょう。

ただし、この配当金は日本株では上手くいきません。先ほどの表のとおり、収入というほど得ることはできません。しかし、米国株は違います。あなたの月収や年収に近い額を獲得するパワーがあります。

想像してみてください。あなたがそのような収入源を得ることを。まさに、これがお金の貯まる人が誰にも話さない秘密です。お金が貯まらない人は「節約(=支出を抑える)」の悪習慣に飛びつきますが、お金が貯まる人は「収入を増やす」行動をします。まさに、これが違いであり、あなたが貯蓄を増やすのにすべき行動なのではないでしょうか?


いかがでしたか?
少しでもこのアメリカの強い株が「いいな」と思ったら1株からでもいいので買ってみてください。(アメリカの株は日本と違って1株から買うことができます。)

ちなみに…このブログで紹介している株はもちろんいいのですが、それよりもたくさんの配当を出す企業ばかりを集めて、毎月レポートしてくれて…「買い」「売り」の具体的なアクションをあなたへお届けする、「Oxford インカム・レター」はこちらからお試しすることができます。

Oxford インカム・レターをお試しする

これは、10年間平均で12%の複利成長…6年で資産2倍を狙う「配当投資」戦略です。私たちOxford クラブが軸にしている「資産形成ピラミッド」の第一段目に当たる保守的な投資のポートフォリオです。

もし、「これから資産形成をやってみようとは思っているけど、何から始めたらいいかわからない…」と思ったら、お試ししてみてください。30日間返金保証付きなので安心してお試し購読できます。

Oxford Club Japan(オックスフォードクラブ・ジャパン)

The Oxford Clubの正式日本版サービスとして、「投資元本に触らずに配当だけで生活できるようになる」「更に大きな富を築く」を目的に、本場米国の個人投資家向けの情報を日本の投資家向けにお届けしています。
Back to top button