海外投資

「5G」銘柄に注目:特許を多く取得しているのはどこ?

所要時間: 4分.

この記事のポイント

  1. 5Gによる通信量・速度強化に期待

    一般的になるのを辛抱強く待っていた他のテクノロジーのすべてを前進

  2. 5G関連企業トップ10に注目

    どの企業が、この分野で特許を多く保有しているのか

  3. 力を入れているのは、中国、米国、続いて韓国

    個別銘柄では、Huawei、Qualcomm、ZTE Corp.、Samsung、LG、Ericssonなど


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私が最もよく質問を受けるセクターは、5Gです。

そこで、今日は5G開発の最先端のトップ10企業を見ていきたいと思います。でも、そもそもの話として、なぜ、この「5G」が投資家の私たちにとって重要なのでしょうか?

まず、これまでの歴史を簡単に振り返りましょう。

携帯端末は1980年代に登場したものから変わり、2007年に世界の携帯端末が一変しました。Appleの「iPhone」の誕生です。



通信は進化しているが、現実的には…


これにより「スマートフォン」が誕生しました。この存在により、メール、音楽、インターネット、アプリが突然いつでもどこでも利用できるようになりました。そして、その裏側で、通信も変化し、進化していきました。3G、4G、そして4G LTEへと変化しています。

ただ、この進化は、まだ不十分と言えるでしょう。というより、私たちがスマートフォンでできることが増えてしまい、それに追いついていないのかもしれません。とはいえ、私たちのスマートフォンの通信量は、2016年から2022年にかけて10倍に増加すると言われています。



5Gが我慢していたテクノロジーを解放


ビジネスからソーシャルメディアまで、新しい猫のビデオを探してインターネットをさまよい、様々なサービスを通じてお気に入りのプログラムをストリーミングするでしょう。だからこそ、この通信量に対応するのに必須なのが「5G」なのです。

5Gは、コネクテッドビークル(自動車から船舶まですべて)、モノのインターネット(IoT)、および一般的になるのを辛抱強く待っていた他のテクノロジーのすべてを前進させます。

5Gはその橋です。それくらい大きな変化をこの5Gはもたらすと考えられるでしょう。だから、私たちはこの5Gが重要だと考えているのです。もちろん、投資家としても。



5Gの特許を持つ企業トップ10


そこで投資家としてまず知っておきたいのが、どの企業が、この分野で特許を多く保有しているかです。これを知らずに、この5Gを評価することはできません。このグラフをご覧ください。

特許大国

このグラフからも分かる通り「中国」と「米国」が5Gの覇権を取ろうと競争しています。企業レベルでは非常に厳しい競争を強いられています。 今のところ、中国のHuaweiは、5G特許の総数がアメリカのQualcomm(Nasdaq:QCOM)よりも多いです。また、中国のZTE Corp.(OTC:ZTCOY)も上位10位にランクインしています。

ただし、ここで注意しなければならないのは、Qualcommには、アメリカのハイテク大手「ビッグブルー」IBM(NYSE:IBM)とIntel(Nasdaq:INTC)が参加しています。だから、Huaweiは1位ですが、実際は、米国は中国よりも5Gの特許が多く、これは注目に値します。

もちろん、中国と米国だけがプレーヤーではありません。韓国のサムスン(SMSN.IL)が3番目に多くの5G特許を保有しており、韓国の大手電子機器大手LG(LGLG.IL)がそれに続きます。欧州の通信大手であるエリクソン(ナスダック:ERIC)も上位5位に入っています。



実は日本企業も…


一方、日本のシャープ株式会社(OTC:SHCAY)とソニー株式会社(NYSE:SNE)もトップ10に入っています。今後、5G市場の成熟に伴い、これらの企業は特許ポートフォリオの武器化を検討しています。(イーグルアイド投資家は、これらの企業のほとんどが動きが遅く、平均的な投資家がひっかかるのは容易ではないことに気付くでしょう。)

現時点では、5G革命はまだ幕開け段階です。今後数年間で、より広範な運用が開始されます。現実には、5Gはそれ以前の世代の通信よりもはるかに高速になります。

しかし、世界が何もかも息を止めて待っているように、5Gはあなたが思っているよりも早く登場します。ぜひ、そのときに備えてこのような情報を今のうちから集めておくと、これからのあなたの投資判断に役立つでしょう。

良い投資を!

マシュー・カー


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